2011年度 3年ゼミ概要

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授業概要

野口研究室は、以下のキーワードに関連するプロジェクト/作品制作を行ないます。

ソフトウェアアート、パブリックメディアアート、インタラクティブアート

基本的には主に2D/3Dグラフィックス、サウンド、ネットワークなどのプログラミング環境を中心に制作や研究を行います。Max/MSPやQuarz Composerなどのビジュアルプログラミング環境も含みます。

学生への要求条件

やる気がある人。作品制作の基盤としてプログラムの実習が多いですが、習熟度は問いません。ゼミでのカリキュラムは基礎的なところから復習します。

習得する能力の目標

1. 芸術的な感性と工学的な技術開発能力の洗練
2. 授業内での発表やディスカッションによる、プレゼンテーション能力の洗練
3. 自身のプロジェクトのリサーチや文献研究を通した、リサーチ力の養成
4. 自身でイベントを企画/運営することによる、プロデュース能力、ディレクション能力、社会性の養成

授業内容

ゼミに分かれた前期の後半は、復習を兼ねてprocessingを使ったプログラミングによる、ソフトウェアアート/インタラクティブアート作品制作の実践的方法を学びます。が、processingの勉強をするわけではありません。プログラミング言語のアルゴリズムの基本を復習するということです。

後期の前半(予定では4週)は、openFrameworksを使用して、より拡張性の高いソフトウェアアート/インタラクティブアートのプログラミング環境を学習します。また、それと平行して各自でテーマを設定しプロジェクト/作品制作を行ないます。この場合、個人/グループどちらでもかまいません。

さらに、後期の最後(2011年2月)を目標として学外でのグループ展を企画します。そのグループ展で後期の作品を発表します。予算はゼミ費から出ますが、このグループ展の運営における予算編成、広報関連の実務を通して、自主的に表現の場を作り、社会との接点を探ることの意味を考えます。

参考:トレジャー・シティ展(2009年のパブリックアートプロジェクト)
僕自身がディレクションしたパブリックアートプロジェクトですが、この展示のノウハウを提供しながら学生独自の企画を考えてもらいます。

教員の専門領域

以下のサイトを参照のこと
http://r-dimension.xsrv.jp/projects_j/

2年制作応用演習 グラフィカルプログラミング演習
http://r-dimension.xsrv.jp/classes_j/2008_processing_2nd/

教員の得意分野

<領域>
ソフトウェアデザイン全般、メディアアート全般、グラフィックデザイン(元々はこの分野の出身)、現代美術(今やっている)、都市論、文化人類学(現在、人類学者と共同研究中)

<技術>
画像処理プログラミング、Processing、Quartz ComposerやMax/MSPなどのビジュアルプログラミング、Objective-C(Cocoaアプリケーション)、OpenGL、C言語、ActionScript、PHP、MySQL、映像編集など

学生の参考作品

●2009年度卒業制作作品
漂う[住谷愛美]
忌[島谷高史]
ふくみ[岩村卓也]

●2009年度2年グラフィカルプログラミング演習参考作品
(サウンドヴィジュアライザ)
Processingで音の周波数解析を使い、音楽にグラフィックがリアルタイムに反応するサウンドヴィジュアライザを作成している。
ドキュメントビデオ

●2008年度2年グラフィカルプログラミング演習参考作品
(インタラクティブアート)
Processingを使い、リアルタイム画像処理、ネットワーク、サウンドなどを使ったアート作品を制作した。
ドキュメントビデオ

世界万別 鈴木遼(2007年度卒業)
世界に存在する様々な格差を「地域」、「宗教」、「言語」という切り口から、膨大なデータを駆使して分析しようという試み。Flash ActionScriptを使用している。

廃墟とデジャブ 内野洋子(2008年度卒業)
デジャブ(既視感)をテーマにしたビデオインスタレーション作品。人が作品の前に立つと、その本人の影で現代の人間や過去の人間が見え隠れする。

3年前期スケジュール(予定)

4/20~6/29 テクニカルワークショップ

1.(7/5)自己紹介

2.(7/12)Media Programming Workshop

アニメーション
インタラクション(キーイベント、switch、マウスイベント)
1次元配列の理解2次元配列の理解
sine-cosine
関数によるモジュール化

クラス、メソッド
クラスの継承

3.(7/19)4年生の卒業研究中間発表の見学

後期展示の話し合い

4.(7/26)展覧会見学

3年後期スケジュール(予定)

1.(9/13)各自のテーマ発表、グループ展示の経過報告、プログラミング実習

2.(9/20)各自のテーマ発表、グループ展示の経過報告、プログラミング実習

3.(9/27)個人面談

4.(10/4)個人制作の途中経過報告、グループ展示の経過報告、プログラミング実習

5.(10/18)個人制作の途中経過報告、グループ展示の経過報告、プログラミング実習

6.(10/25)個人面談

7.(11/1)個人制作の途中経過報告、グループ展示の経過報告、プログラミング実習

8.(11/8)個人面談

9.(11/22)個人制作の途中経過報告、プログラミング実習

10.(11/29)個人面談

11.(12/6)個人制作の途中経過報告

12.(12/13)個人制作の途中経過報告

13.(12/20)ゼミ内最終講評

14.(1/17)3年全体展示

評価基準

出席は前期、後期それぞれの日程の2/3以上。この出席には、発表会、展示、講評会などが全て含まれます。
前期・後期とも共通の採点基準: 出席 –> 50% 小課題 –> 15% 最終制作 –> 25% 授業参加 –> 10%
ディスカッションが多いので、積極的に参加すること。

ゼミのサイト(ゼミ生向け)

http://r-dimension.xsrv.jp/nog_lab/ 

共同プロジェクト/研究への積極参加

学内/学外の共同プロジェクトへの積極参加を希望します。
歌舞伎町アートサイトhttp://kabukicho-art.org/

卒業後の主な進路

Webデザイナー、Webディレクター、システムエンジニア、アーティスト など

その他

今年度のゼミ旅行はまだ決めていませんが、飛行機使って行ける範囲がいいかなと思います。
基本的にうちの研究室は緩いです。ただゼミの中だけで内輪で盛り上がるのではなく、他学科や他大学、他の団体とも積極的に関係を作ってもらう方がいいですね。

Posted by noguchi   @   11 7月 2011 0 comments

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