2018年度 3年ゼミ概要

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授業概要

野口研究室は、以下のキーワードに関連するプロジェクト/作品制作を行ないます。

ソフトウェアデザイン、インフォメーションデザイン、インタラクティブアート

基本的にはソフトウェア開発を中心に作品制作や研究を行います。作品としてはスマホ/タブレットアプリ、サウンドヴィジュアライザ、VJシステム、A.R.などがあります。Max/MSPやQuarz Composerなどのヴィジュアルプログラミング環境も含みます。
 

学生への要求条件

やる気がある人。作品制作の基盤としてインフォメーションデザインの実習とプログラミングの実習が中心ですが、習熟度は問いません。ゼミでのカリキュラムは基礎的なところから復習します。アイデア/企画力と実現能力の両方を高めたい人を希望します。
 

習得する能力の目標

1. 芸術的な感性と工学的な技術開発能力の洗練
2. 授業内での発表やディスカッションによる、プレゼンテーション能力の洗練
3. 自身のプロジェクトのリサーチや文献研究を通した、リサーチ力の養成
4. 自身でイベントを企画/運営することによる、プロデュース能力、ディレクション能力、社会性の養成
 

目標とする人材

頭も手も体も動く人
 

授業内容

3年前期は、タイポグラフィやグリッドシステム、色彩など、基礎的なインフォメーションデザイン実習をおこないます。

後期の前半は、openFrameworksを使用して、より拡張性の高いソフトウェアデザイン/アートの制作環境を学習します。
参考:http://www.openframeworks.cc/
また、後期はプレゼンテーションおよびディスカッションを中心とした授業運営を行います。

さらに、後期にはTokyo Design Weekに参加する予定です。予算はゼミ費から出ますが、この展示運営における予算編成、広報関連の実務を通して、自主的に表現の場を作り、社会との接点を探ることの意味を考えます。
http://www.tdwa.com/
 

教員の専門領域

以下のサイトを参照のこと
http://r-dimension.xsrv.jp/
 

教員の得意分野

<領域>
ソフトウェアデザイン全般、メディアアート全般、グラフィックデザイン(元々はこの分野の出身)、現代美術(今やっている)、都市論、文化人類学(現在、人類学者と共同研究中)

<技術>
画像処理プログラミング、Processing、Quartz ComposerやMax/MSPなどのビジュアルプログラミング、Objective-C(Cocoaアプリケーション)、OpenGL、C言語、PHP、MySQL、映像編集など
 

前期スケジュール

4/17 色彩1

グループ決め

4/24 タイポグラフィ1

工藤強勝先生によるワークショップ(3回)
http://biz.toppan.co.jp/gainfo/info/report/20081207.html
http://www.typography.or.jp/who/portfolio/kudo_tsu/index.html

5/1 タイポグラフィ2

5/8 タイポグラフィ3

5/15 色彩2

5/22 ロゴタイプ

5/29 レイアウト1

6/5 講評、レイアウト2、グループ制作テーマ発表、OC準備

6/12 レイアウト2の講評

6/19 木工実習、グループ制作作品内容発表

6/26 プログラミング実習1、グループ制作進捗報告

translate, rotate, scale
sine-cosine
ランダム・ノイズ

レーザーカッター課題告知
ProcessingのスケッチをPDFに出力する
来週の授業のため、xcodeをインストールしてください。

7/3 プログラミング実習2

レーザーカッター課題提出
オブジェクト指向1
オブジェクト指向2
openFrameworks入門(OS X用)

7/10 休講

7/17 プログラミング実習3(iOS)、グループ制作進捗報告

openFrameworksでオブジェクト指向-1(クラス、メソッド)
openFrameworksでオブジェクト指向-2(クラスの継承)
アドオンの利用 ofxBox2D
事前にApple IDを取得してください。
クレジットカード情報を入力せずにApple IDを作成する。
openFrameworks入門 (iOS)

7/24 プログラミング実習4(iOS)

openFrameworksでiOSの自撮りカメラを作る-1
openFrameworksでiOSの自撮りカメラを作る-2

後期(予定)

9/18〜10/23 ゼミ展準備

10/29~11/4 ゼミ展(予定)

11/6 ゼミ内進路ガイダンス・グループ制作講評

11/20 金曜授業振替日

11/27 個人制作企画発表、ディベート演習準備、進路面談

12/4 ディベート演習1

ディベート入門解説編(前半)
ディベート入門解説編(後半)
ディベート入門実践編

12/11 面談(個人制作、ポートフォリオ、進路)(前半チーム)

12/18 面談(個人制作、ポートフォリオ、進路)(後半チーム)

1/8 個人制作経過報告、グループ制作経過報告

1/15 ディベート演習2、グループ制作経過報告

3年審査会

前期課題

■色彩課題1

●ロゴのカラー研究
・スタディ1
赤、青、緑、黄、オレンジ、紫の中から3色選んで、1色のロゴタイプやシンボルマークを15個ずつ収集する。自分が気に入ったロゴを集める。
例:バンダイ(赤)
分析:その色が使われているロゴにどのようなイメージがあるかを分析して記述。清潔さ?力強さ?自然的?

・スタディ2
スタディ1を分析する。以下のカラーサンプルを参考にして、「色彩によるロゴのイメージ分布図」を作成する。
サンプル
基本的に横軸がwarm-cool、縦軸がsoft-hard。各自、独自に対義語を設定しても構わない。
スタディ1で選んだ1色につき15個のロゴは、10個ずつに減らす。似た性格のロゴは排除する。合計30個をレイアウトする。

・スタディ3
スタディ2をモノクロにして、「形によるロゴのイメージ分布図」を作成する。座標は「色彩によるロゴのイメージ分布図」と同じものを使う。
色の情報が失われた時に、どのように印象が変化するかを検討しながらレイアウトし直す。

■ロゴ課題

インタラクティブメディア学科のロゴ(シンボルマーク+ロゴタイプ)をリデザインする。
条件:
・必ず学科名(Interactive Media、もしくはインタラクティブメディア)を入れる。
・ロゴを縮小しても印象が変わらないようにデザインする。
・3つ以内のキーワードを設定する。
・色彩課題のスタディ2の中に自身が作成したロゴを配置する。
・A3横位置に美しくレイアウトする。いくつかのバリエーションを作っても構わない。キーワード、学籍番号、氏名も記載。
 例:

■レイアウト課題1

・課題内容

A4横位置中央に150 x 150mmの正方形を取り、それを縦横6分割した一辺25mmのグリッドを作成する。

1. 与えられたテキストを使って、グリッドを強く意識した構成を3パターン以上作成する。
条件:
・書体自由
・白地に黒の文字のみを使用して構成

2. 自身でグリッドを作り、そのグリッドを使った構成を1点作成する。
条件:
・テキストは同じ
・書体、ファミリーの使用は自由
・グリッドをどの程度意識するかは自由だが、意図は明確にしておくこと
・白地に黒の文字のみを使用して構成

・使用するテキスト

タイトル: 写真都市展 -ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち-
会期:2018年2月23日(金)- 6月10日(日)
休館日:火曜日(5月1日は開館)
開館時間:10:00 – 19:00(入場は18:30まで)
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2

20世紀を代表する写真家 ウィリアム・クラインは、写真、映画、デザイン、ファッションのジャンルを超えた表現と、ニューヨーク、ローマ、モスクワ、東京、パリなどの世界の都市を捉えた作品で、現代の視覚文化に決定的な影響を与えました。
本展では、クラインの都市ヴィジョンを迫力あるマルチ・プロジェクションで表現するほか、斬新な眼差しで21世紀の都市と人間を見つめ、従来の写真のフレームを大きく飛び越えようとする日本やアジアの写真家たちを紹介します。22世紀をも見据えた未来の写真都市の鼓動を描きだす、ヴィジュアル・コミュニケーションの新しい冒険をご覧ください。

■レイアウト課題2

・課題内容

画像とテキストを使って構成する。テキストはレイアウト課題1で使ったものをそのまま使用する。

1. 与えられた画像とテキストを使って、グリッドを強く意識した構成を3パターン以上作成する。
条件:
・書体、ファミリーの使用は自由
・黒か白の文字のみを使用して構成
・与えられた画像のうち最低1点は使用する。何点使用しても構わない

2. 自身でグリッドを作り、そのグリッドを使った構成を1点作成する。
条件:
・書体、ファミリーの使用、文字の色は自由
・グリッドをどの程度意識するかは自由だが、意図は明確にしておくこと
・与えられた画像のうち最低1点は使用する。何点使用しても構わない

■レーザーカッター課題

Processingを使って作成したパターンをもとにして、レーザーカッターを使用してコースターもしくは本のしおりを作成する。
Illustratorなどで追加で処理をしてもかまわないが、必ずプログラミングによって作成したパターンをメインにすること。

  • コースターやしおり以外のもを作りたかったら、自由に選んでもかまわない。一応、他にアイデア思いつかない人はコースターやしおりでいいが、色々な形が考えられるし、穴があいていてもいい。あまり機能性は考えなくていい
  • 使用する素材は木やアクリルなど、レーザーカッターで切れるものであれば自由に選んでいい
  • 点数自由。最低1点は作る
  • processingでのpdf出力は以下のサイトを参照する事。一旦pdfで出してからイラレでaiファイルに変換する http://ap.kakoku.net/2-4.html
  • 材料は自分で用意すること。他の人と共有してもかまわない

■最終課題

1.「独創的なポートレイト」を 、自身で開発したカメラアプリで撮影してください。現在、様々なカメラアプリが世の中にあり、エフェクトも様々です。なるべく既成のカメラアプリとは違う方向性でアプリケーションを開発してみましょう。
作成環境: openFrameworksを使用してiOSアプリを作成すること
8月のオープンキャンパスで展示します

後期課題

評価基準

出席は前期、後期それぞれの日程の2/3以上。この出席には、発表会、展示、講評会などが全て含まれる。
前期の採点基準: 出席 –> 50% 小課題 –> 15% 最終制作 –> 25% 授業参加 –> 10%
後期の採点基準: 出席 –> 50% グループ制作 –> 20% 最終制作 –> 20% 授業参加 –> 10%