形態と色彩のデザイン:勝井三雄

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勝井三雄の長年に渡るグラフィックデザイナーとしての功績の中では、一般的には光と影を主題とした色鮮やかな作品のイメージが強いと思われます。しかし、その一方で1960年代の彩紋機「ギョームマシーン」によるパターン作品、1970年代の雑誌「体育科教育」における実験的な運動の視覚化、1981年の「鎖された形態」と題された一連の作品、黄と青の対比による7つのヴァリエーション、1971年の「講談社現代世界百科大事典」アートディレクションなど、その多くは「構造のデザイン」、もしくは「システムのデザイン」が主題であるといえます。
また、北岡明佳の錯視図形を参考に作成した「錯視狂」シリーズは「システムとしての視覚」の根本原理を探求した作品です。これらの一連の表現は、端的に言ってしまえば「プログラムのデザイン」と言い切っていいでしょう。そして作者の活動は、マックス・ビルの「Fifteen Variations」や、同世代のデザイナーであるカール・ゲルストナーの「デザイニング・プログラム」の思想や手法と多くの共通点を発見することができます。
この節では、作者の試行錯誤によって作り出された造形が、どのようにグラフィックデザインの成果物として反映されているかを概観します。

TPT04EIO024001
耽 NO.1 シルクスクリーン
自主制作展[鎖された形態展:ギャラリーワタリ] 1977

TPT04EIO024002

耽 NO.5 シルクスクリーン
自主制作展[鎖された形態展:ギャラリーワタリ] 1977


国際花と緑の博覧会EXPO ’90 シンボルマーク
国際花と緑の博覧会協会 1990


国立民族学博物館 シンボルマーク
国立民族学博物館 1972


beyond [space + art + design] シンボルマーク
beyond [space + art + design] 2011

9_1979_prints_biennial
第11回東京国際版画ビエンナーレ ポスター
写真:奈良原一高
国際交流基金+東京国立近代美術館 1979

EIO030001
グリーティングカード [レーザーカッティング制作]
西武百貨店 1985

Posted by noguchi   @   4 10月 2016 0 comments

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