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Collected Remembrance – 小平でのフィールドアート

Field Art 002

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QuickTime Video Documentation (tested on ver.7.6)
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小平とは興味深い土地だ。都心から30分程度の郊外であり、程々に近代化されているにも関わらず、牧歌的な雰囲気を醸し出している。しかし、かつてはその土地に軍事施設が点在していたことを多くの住民は知らない。ある意味歴史が分断されてしまった土地であるのかもしれない。
このプロジェクトでは、歴史に埋もれた事実や時間の経過によって風化してしまった声が地域の人々へのインタビューという形で集められ、それらが時空間的な地図上にマッピングされる。これにより、時代によって変化してきた地域に対する様々な人の記憶や感情が一つのまとまりとなって体験される。

私たちの「場」に対する記憶のコラージュはどう形成されるのだろうか。
このプロジェクトを通した体験は、それぞれの人がどのように持ち帰ることができるのだろうか。

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Process

1. 東京都小平市に住んでいる/住んでいた人の中から幅広い年齢層の対象者を選んで30人程度に、次のインタビューを行なった。
「あなたにとって一番記憶に残っている出来事で、小平市内、または市近辺でおこった事を教えて下さい。それはいつごろどこでおこりましたか」。

2. その出来事が起こった場所を書いてもらう。

3. 更にその位置や時間などをデータベース入力することによって、インタビューの音声が地図上で時空間的にレイアウトされる。

4. このようにして作成された3Dマップがギャラリーの外壁に投影される。体験者の位置と歩く速度はセンシングされ、彼らはバーチャルリアリティのように時空間マップの中を移動する。

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Interaction

現在から1920年までの小平市の旧地図が時空間的に配置されていて、体験者は自らの行動によって過去までさかのぼることができる。
黄色い光点は体験者の位置を示す。歩く速度と時間経過は対応していて、速く動けばそれだけ過去に急速に遡ることができる。また、地図を隅々まで表示するため、体験者の動く方向と反対方向に地図の中心軸がずれる。
体験者があまり動かなければ、時間は現代に戻ってくる。
地図上の青い点に体験者が近づくと、インタビューの音声がヘッドフォンから再生される。
このようにして、体験者はその時代のその「場」に関わる記憶を拾い集めるかのようにして地図を探索し、人々の体験を聴くことができる。

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