Yasushi Noguchi Projects Installations, Public Projects, Software, Photos etc.

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Social Code 003

安藤英由樹との共同プロジェクト

受賞/展示実績

サイバーアーツジャパン – アルスエレクトロニカの30年 - (Feb.2-Mar.22, 2010)
Honorary Mention of Interactive Art, Prix Ars Electronica 2009 (May, 2009)
Curated Show, SIGGRAPH Asia 2008 (Dec.11-13, 2008)

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Documentation Video (on YouTube)

The Documentation at Cyber Arts Japan (on YouTube)

Installation (full movie) (on YouTube)

このインスタレーションは、それぞれ2分のビデオが4都市分ある。1回のループは9:22となっている。この作品は2010年のサイバーアーツジャパン展で発表された。

1. 概要

このプロジェクトは、ロボットのぬいぐるみを使った非日常的なイベントを日常の公共空間に介入させることによって、人々の“目線”の振る舞いの差異を観察し、その場における社会的拘束を可視化させるための実験的なプロジェクトである。この結果は最終的にインスタレーションの形で発表された。

2. 詳細

世界のいくつかの都市での生活を経験すると、公共空間での人々の振る舞い方の差異に戸惑うことが多い。それは、自発的な行為というよりはその場における制約でもある。この制約を私たちは社会的拘束(Social Bind)と呼ぼう。このような拘束は駅周辺や電車の中などで顕著に現れる。

例えば、東京など大都市の公共空間を観察すると、人々が常に平然としていることに気がつくだろう。

朝の満員電車の中でも皆静かにしている。誰かのiPodから大音量が漏れていても誰も注意しない。それは気にしていないのか、気にしているけれども注意できないのか。おそらく後者の方だろう。また、お互い知らない人間同士で会話するという事は非常にまれだ。

しかし、皆それぞれ注意を払っていない訳ではないのだ。ただ平静を装っているにすぎない。

この都市ではおそらく、社会的な拘束力が非常に強いのだろう。この拘束力は非常に強く、その場にいる人間は無意識的に従っているという事実を忘れてはならない。

違った文化圏の都市に行くとその拘束力/規範は全く違ったものとして存在している。それはその地域の文化から生まれてくるものであり、一つとして同じ文化はないからだ。

では、それぞれの文化圏における地域の公共空間に非日常的なイベントを持ち込んだら人々はどのように反応するのか。
人の「視線」によってそれは大きく顕著に現れるのではないか。人は目を背け無視し、努めて冷静を装うのか、多大な興味を持ち注視してくるのか。周りを気にしながらちらちら見るのか。それとも、たくさんの人が見に集まってくる?彼らの視線を追うことによって、その社会的拘束は時には鮮やかに浮き上がってくるのではないか。

またその時、法や秩序などの社会全体はどう反応するのか。警察が来る?それともその土地の管理者からの強制的な排除の行為が起こる?それともヤクザ的な人間が諸場代を払えと因縁をつけてくる?それとも全く咎められない?
このプロジェクトによって、私たちは体験者に地域における社会的拘束や文化の差異だけでなく、プライバシーの境界についても疑問を投げかけたいと考えている。

3. プロセス

ここでは、ぬいぐるみ型のロボット(Robot Phone)にそのパフォーマーの役割を担わせる。

一見かわいい外見のテディベア風のぬいぐるみ型のロボットは、極端に激しい、奇異に見える動作がプログラムされている。

これを各都市の人ごみの中(道の中央や駅前など)に設置し、その場を行き交う通行人の視線を監視する。

ぬいぐるみの下には3台のハイビジョンカメラが隠されており、ほぼ水平180度の画角で通行人を撮影している。
この撮影された通行人の映像は、目の周辺だけ検出され他の部分はぼかされる。

このプロジェクトを各都市で行なう。既に渋谷、巣鴨、難波、チャイナタウン(ニューヨーク)、ミロギ(ケニア)、リンツ(オーストリア)などで行なった。

プロジェクトはインスタレーションの形で発表された。

4. サンプル

(QuickTime Movie)
渋谷

shibuya03.jpg shibuya02.jpg shibuya01.jpg

巣鴨

sugamo03 sugamo02.jpg sugamo01.jpg

難波

nanba03.jpg nanba02.jpg nanba01.jpg

5. 技術概要

Robot-phone, PC, hi-vision camcorder, Projector

5-1. システム
Software: software written in C++
Operating System: Windows XP (for robot bear)

5-2. ハードウェア
PC
Digital Video Camera
AV cable (from camera to computer)
Monitor Cable (10 meters)
Materials for building the installation
3 of Video Projectors (over 4,000 lumens projectors are preferable)
3 of Blue-lay disk players

5-3. スペース
5 × 7m 床面
4m   天井