1, インタラクティブメディア学科のプログラミング教育について
- 本学科のプログラミング教育は、アートとテクノロジーを融合させたクリエイティブコーディングを推進しています。
2. クリエイティブコーディングについて
3. Processingについて(1、2年次のプログラミング演習で利用)
- 1年次のプログラミング演習最終課題・デモ
- 「新しいGoogleのインタラクティブ・ロゴ」の作成
- 2年次のプログラミング演習最終課題・デモ
- サウンドビジュアライザーの作成
4. ビジュアルプログラミング(例:TouchDesigner)
- 2、3年時のプログラミング演習で利用
- サウンドビジュアライザーのデモ
5. ChatGPTに代表される生成AIとプログラミング
- 自然言語によるコード生成
- Processingのコード生成のデモ。「上昇」をテーマにしたアニメーション。
6. 生成AIによるプログラミングのメリットとデメリット
ChatGPTの登場により、プログラミングが変わる点は、コンピュータの動作を指示するコードを書く方法が、もっと楽になるかもしれないことです。
- コード生成と補完: 今まで難しく感じたコードの書き方や、途中のコードを自動的に補完してくれる機能が増えるかもしれません。例えば、自分が何をしたいかを言葉で伝えると、コードが自動的に生成されたり、助けられたりします。
- ドキュメンテーションと解説: コードの説明や使い方の説明も、もっと分かりやすく作成できるようになるかもしれません。これにより、他の人があなたのコードを理解しやすくなるでしょう。
- プログラミング教育と学習: プログラミングを初めて学ぶ人たちも、ChatGPTを使って質問したり、コードの例をもらったりすることで、学習が進むかもしれません。難しい概念も、やさしい言葉で説明してくれるかもしれません。
- アイデアの発想とプロトタイピング: 新しいアイデアを考えたり、アプリやソフトウェアの最初の試作品を作るとき、ChatGPTがアドバイスをくれるかもしれません。アイデアをもとにコードを生成してくれるかもしれません。
ただし、気を付けることもあります。
- 正確性と安全性: 自動生成されたコードが正しいかどうか、そしてセキュリティに問題がないかを確認する必要があります。コードの安全性を確保する責任はあなたにあります。
- コードの理解: ChatGPTが生成したコードを理解する必要があります。正しいコードを選び、修正できる能力が必要です。
- 倫理と法的な問題: ChatGPTが生成するコードやアドバイスが倫理的であり、法律に違反しないことを確認する必要があります。
ChatGPTはプログラミングを変える可能性がありますが、プログラマー自身のスキルと判断力は依然として大切です(by ChatGPT)。
7. それでは、まず何を勉強したらいいか?
本学科の進学を考えているのであれば、楽しみながらグラフィックやアニメーションを作ることができる言語がいいと思います。
Processing、P5.js、TouchDesigner(映像関係に強い)、Max8(サウンドに強い)、Unity、Python(人工知能)。これらの言語はほとんどが無料で利用でき、インターネット上の参考資料も多いので勉強しやすいです。