Quartz Composerの基本的な使い方(Quartz Composer入門)

各ウィンドウの名称

それぞれのウィンドウの名称は以下の通りです。
覚えておきましょう。

parts

エディタ(Editor)
基本単位であるパッチを組み合わせる場所。このエディタ上で、パッチ同士を線で結ぶことによって複雑なプログラムが可能となる。

ビューワ(Viewer)
グラフィックスが描画される場所。

インスペクタ(Inspector)
パッチの設定や数値を指定する場所。

Patch Library
様々なパッチが登録されている。通常はこのPatch Creatorから検索してパッチを見つける。

エディタの構成要素

パッチ(Patch)
パッチは、QCにおいて一番基本となる単位です。例えば立方体を描くパッチ(Cube)をエディタ上におくと、それ以外のことを何もしなくても、ビューア上に立方体が現れます。パッチにはそれぞれの機能が割り当てられていて、それらを線でつなぐことによって複雑な造形や動きを実現します。
クリップ(Clip)
クリップとは、パッチのセットのこと。クリップを自分で作って保存しておくと、色々組み合わせてより複雑なグラフィックスを簡単に作成することができます。Patch Creatorに登録できるので便利です。
今回は時間が限られているので、クリップに関してはこれ以上は触れません。