課題
以下の展示が開催される前提で、「パブリックメディアアート」の展示用ポスターのグラフィックを作成しなさい。
展覧会概要
●タイトル:歌舞伎町アートサイト
副題:GROUND2011 -パブリックメディアアートの挑戦-
●開催期間
2011年11月19日(土)〜12月3日(日)(15日間)
●会場
・シネシティ広場(旧コマ劇場前) 東京都新宿区歌舞伎町1-19
・大久保公園 東京都新宿区歌舞伎町2-43
・東京都健康プラザハイジア前広場 東京都新宿区歌舞伎町2丁目44番1号
展覧会の目的
現代においてインターネットの役割が社会的に増大していく状況と相反して、都市や地域の固有性および独自性が再評価されつつあります。また、地理情報システムの発達によってGoogle Maps、Foursquareなどのサービスが提供され、人々が新たな視点から地域と関わる可能性が生まれ、私たちと都市との関係も大きく変化してきています。さらに、「公共と個人」の問題を考えたとき、物理的な公共/個人とネットワーク上の公共/個人の関係性が大きな議論となっています。この状況を出発点として、新進気鋭のメディアアーティストを招き、新宿歌舞伎町におけるパブリックメディアアート展をおこないます。ここでいうパブリックメディアアートとは、コンピュータを中心としたメディアテクノロジーを主要な表現手段とし、公共空間をコミュニケーション空間、社会空間とみなし介入していく姿勢を持ったアートプロジェクトの形態です。
キーワード
新宿、歌舞伎町、歴史、記憶、移民、エスニシティ、風俗、再開発、交通、経済、商業的ヴァナキュラー、ヴォイド、コミュニティ、コミュニケーション、ホームレス、遊歩、漂流、心理地理学、まちづくり
条件
- メディアアートの性格とパブリックアートの性格を併せ持ったグラフィックにすること
- 写真やイラストレーションなどをProcessingに取り込んで素材のひとつとすること。それらの素材をどのように加工するかは自由だが、かならずProcessing内でコードによる造形もうまく組み合わせること。つまり、有機的な形態と数学的アルゴリズムによる形態の融合が重要な要素となる。
- 画面は1192 x 840 pixel(Aサイズと同じ比率)。縦横自由。
- 画面内に「歌舞伎町アートサイト」もしくは「Kabukicho Art Site」というテキストを入れる。
- Processingで作成した後に出力する。
- サンプルを参考にして出力すること。idとpassは授業内で告知します。