あるデータが視覚化された地図には、必ず「凡例」が記載されています。凡例とは、地図上に表示された様々な線や記号などが何を示しているのかを解説したものです。
引用元:http://www.town.atsuma.lg.jp/hazad-map/kouzui/hanrei.html
中間課題で作成する作成する凡例は例えば以下のものが想定されます。
引用元:http://www.town.atsuma.lg.jp/hazad-map/tsunami/hanrei.html
凡例の大原則は3点です。
- 範囲は等間隔であること
- 両方の範囲に含まれる数値は作らないこと
- どの範囲にも含まれない数値は作らないこと
1. 範囲は等間隔であること
上記の凡例は1.0m間隔で区切られています。2.0mでもいいのですが、例えば、1.0m~2.0未満、2.0m~4.0未満というようにバラバラな間隔を作るのは避けましょう。
2. 両方の範囲に含まれる数値は作らないこと
こらはちょっとわかりにくいかもしれませんが、以下の例を考えてみます。
引用元:https://dekiru.net/article/19249/
この場合、
- 0.5~0.6
- 0.6~0.7
だった場合、0.6という値は両方の範囲に含まれてしまいます。この状況は誤解を招くので避けましょう。この場合、一般的には以下の表記がよく使われています。
- 0.5以上~0.6未満
- 0.6以上~0.7未満
3. どの範囲にも含まれない数値は作らないこと
2と同じ問題ですが、例えば、以下の範囲はどうでしょうか。
- 1.1m~2.0m
- 2.1m~3.0m
一見いいように見えますが、例えばこの範囲の中には2.05mという値もあるべきだと考えると、この値がどの範囲にも含まれなくなってしまうので、望ましくありません。やはり以下のようにすれば、漏れがなくなります。
- 1.0m以上~2.0m未満
- 2.0m以上~3.0m未満