メディアファイル(サウンド/動画)

サウンドや動画の埋め込みは、タグさえ覚えれば簡単にできる。しかし、BGMとしてサウンドを使う場合にはユーザーにとって必要かどうかを考える必要がある。

サウンド

embedタグを使用する。この例では、WAVE形式のデータを使っている(環境によって再生できない場合がある)。

<embed src="sample.wav" autostart="true" loop="3" hidden="false" width="180" height="40" />

sample.wav

src=”” ファイル名
autostart=”” ページを開いた際の自動再生の指定
true … (再生する)デフォルト|false … (再生しない)
loop=”” 繰り返す回数
true … (無限)|false … (1回)デフォルト|数値 … (指定した回数)
hidden=”” コントロールバーの表示の有無
true = (表示しない)|false … (表示する)デフォルト
width=”” コントロールバーの横幅
height=”” コントロールバーの高さ

動画(Windows Media)

windows media playerの場合には、専用のファイルを作る必要がある。
以下のコードを記述したフィルを作り、sample.asxという名前で保存する。
sample.wmv

sample.asxのソース(右クリックでファイルを保存)

また、sample.htmlというhtmlファイルを作る。

sample.htmlのソース(右クリックでファイルを保存後、拡張子.txtを.htmlに変更)

このsample.htmlは、ファイルへのリンクが正しく設定されていない。前の授業内容をふまえて、media/sample.asxというリンクを正しく変更すること。
最終的には、sample.htmlに埋め込んだsample.asxというファイルが、更にsample.wmvを読み込んでいるという構造になる。

動画(QuickTime)

QuickTimeの場合はhtmlにコードを埋め込むだけとなる。

<embed src="sample.mov" width="320" height="256">

sample.mov

YouTube動画の埋め込み

YouTube動画の埋め込みは非常に簡単にできるようになっている。
埋め込みたい動画の下にある「埋め込みコード」ボタンをクリックすると下にコードが出てきますので、それをコピペするだけとなっている。


動画によってはこのコードが出てこない設定になっている場合もあるので、その場合には、動画提供者は無断で埋め込みを望まないということになる。
基本的に「埋め込みコード」が出てくるケースにおいては、提供者が了解していると考えられるので、コードを自身のサイトに埋め込むこと自体は特に問題ない。
実際、Windows Media、Real Player、QuickTimeなどの動画は、ブラウザ環境によって様々なトラブルがあるので、最近はYouTubeなどの動画配信サイトに集約されている傾向がある。