現在、様々なProcessing関連のサイトや書籍があります。多様な作品も公開されているので、ぜひ一度チェックしてみましょう。

1.2.1　参考サイト

Processingの公式サイト
アプリケーションのダウンロードはこちらのサイトから行う。また、使える機能の全リストもこちらで確認できる。

Processing公式サイトのギャラリー
世界中の様々なクリエイターによる、Processingを利用したプロジェクトが紹介されている。

OpenProcessing
自身が作成した作品を公開したり、世界中の教育機関の授業で作成された、Processingを利用した学生作品を閲覧できるコミュニティサイト。

1.2.2　学習用サイト

●初心者向け

2019年度　メディアプログラミング演習I
東京工芸大学インタラクティブメディア学科1年生用のカリキュラム。

Processing入門（ドットインストール）
ドットインストールによる入門編。パソコンの操作画面を見ながら解説を聞くことができるので、非常にわかりやすい。
カリキュラム構成も初心者向けでなおかつ系統立っているので、初心者におすすめ。

ビデオによるProcessing入門（英語）
Daniel ShiffmanさんによるProcessing超入門。内容は初心者向けで比較的ゆっくり話しているので英語の勉強にもなる。

●中級者向け

2019年度2年前期　メディアプログラミング演習II
東京工芸大学インタラクティブメディア学科2年生前期のカリキュラム。データの視覚化に特化したプログラミング実習なので、前半はビジュアルデザイン実習となっている。

2019年度2年後期　メディアプログラミング特論
東京工芸大学インタラクティブメディア学科2年生後期のカリキュラム。インタラクティブアート関連に特化したプログラミング演習。ビデオ映像、サウンド、ネットワークなど、広範囲に扱っている。

The Nature of Code（英語）
ニューヨーク大学Interactive Telecommunications Program、ダニエル・シフマンさんのサイト。プログラミングによる物理シミュレーションに焦点を当てている。

1.2.3　参考書

●初心者向け

Processing:ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門
ベン・フライ(著), ケイシー・リース(著), 中西泰人(監修), 安藤幸央(翻訳)　他
出版社: ビー・エヌ・エヌ新社
「デザイナー/アーティストのためのオープンソースのプログラミング環境「Processing」、その開発者自身による600ページ超のバイブル的一冊。」（Amazonのウェブサイトより）

Processingをはじめよう 第2版 (Make: PROJECTS)
Casey Reas (著), Ben Fry (著), 船田 巧 (翻訳)
「Processingは、イメージ、アニメーション、インタラクティブなグラフィックスをプログラムするためのオープンソースのプログラミング言語です。
すぐに結果が確認できることから、プログラミング入門として優れています。
開発者自身が執筆した本書では、シンプルな図形の描画にはじまり、変形、インタラクティブな動き、関数を使ったプログラム、さらにArduinoを使ったセンサーのデータの可視化まで、わかりやすく順を追って解説します。」（Amazonのウェブサイトより）

●中級者向け

Built with Processing [改訂版]
前川 峻志(著), 田中 孝太郎(著)
出版社: ビー・エヌ・エヌ新社
「本書は、日本初のProcessing解説書の改訂版です。デザイン・アートの現場での作品制作に特化した、オープンソースのプログラミング環境である「Processing(プロセッシング)」について、その魅力的な世界を紹介するとともに、プログラミングを利用した造形の基礎について解説しています。」（Amazonのウェブサイトより）

ジェネラティブ・アート―Processingによる実践ガイド
マット・ピアソン(著), 久保田 晃弘(監修), 沖 啓介(翻訳)
出版社: ビー・エヌ・エヌ新社
「アーティスト/デザイナーのためのプログラミング環境「Processing」を使って、美しく予測不可能な「ジェネラティブ・アート」をスケッチするための解説書。」（Amazonのウェブサイトより）

Generative Design ―Processingで切り拓く、デザインの新たな地平
Hartmut Bohnacker (著), Benedikt Gross (著), Julia Laub (著), 国分 宏樹 (監修), その他
「本書は、デザイン/アートのためのプログラミング環境「Processing」と、本書オリジナルのGenerative Designライブラリを利用することで、
プログラミング習得の壁を超えて生成的/創発的なビジュアルを作り出す方法をまとめた一冊です。
世界中で圧倒的な支持を得た、とびきり美しい作例、デザインの原則に基づいた構成、そしてコードのポイント解説により、
ビジュアル生成のためのインスピレーションあるいはリソースとして役立つだけでなく、プログラマーではない人たちにも新しいデザイン体験を与えます。」（Amazonのウェブサイトより）

●上級者向け

Nature of Code -Processingではじめる自然現象のシミュレーション
ダニエル・シフマン(著), 尼岡 利崇(監修), 鈴木 由美(編集)　他
出版社: ボーンデジタル
「物理や数学の法則・公式といった自然界のルールを再確認し、動くオブジェクトや複雑なシステムをProcessingで記述していきます。プログラミングで<何か>を行いたいときに<どのように>考え、表現していけばよいかが、最小限の労力で分かるようになります。」（Amazonのウェブサイトより）