2006年度 3年前期 プログラミング実習 (Processing入門) シラバス

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3年前期では、プログラミング基礎の確認と、その表現性の可能性を追求する。
よって、一般的なプログラミングの授業とは異なり、図形や色、音声、ネットワーク、カメラからの画像入力などの表現に直接結びつけるための実習を行なう。
プラットフォームはProcessing (Proce55ing)を用いて行なう。

課題1: 点の構成 (変数、if、for)

点のみの構成によって美しいパターンを描きなさい。
アルゴリズムは変数、if、forを使う
画面は400x400pix
サンプル

課題2: 線の構成 静止画

線のみの構成によって美しいパターンを描きなさい。
アルゴリズムは変数、if、forを使う
画面は400x400pix

課題3: 色彩の構成1 アニメーション

400x400pixelの画面内に、縦横4つずつ、計16個の正方形を作る。
この16個の正方形の色をそれぞれアニメーションさせる事により、美しい現象をデザインして下さい。
●正方形を描く際にstrokeは描かない(noStroke())
●色のみのアニメーションです。形態を変化させたりしてはいけません。
サンプル

課題4: 曲線の構成 アニメーション (sine, cosine)

sine、cosineを使って曲線による形態、現象、動きを作成しなさい。
色彩は使わない。白黒のみ。アニメーションをしてもいいし静止画でもいい。
直線等を混合させてもかまわない。
画面は400x400pix
サンプル1 サンプル2

課題5: 色彩の構成2 アニメーション (配列)

課題3の色彩の課題を、配列を使ってそれぞれの正方形がより自立的にアニメーションするように書き換えなさい。
この課題も、自分なりに美しい色の変化を見つけるように。
画面は400x400pix
1次元配列サンプル 2次元配列サンプル 3次元配列サンプル

課題6: インタラクション1 (メソッドの使用)

マウスアクション、キーボードの入力などを用いて画面上にオブジェクトを描きなさい。
オブジェクトは、静止していてもアニメーションしていてもかまわない。特に制限は設けない。
必ずコードの中でメソッドを使うこと。
自分なりに面白い現象を見つけること。
3パターン以上を作成すること。
画面は400x400pix
サンプル

課題7: インタラクション2 (クラス→自立的なオブジェクト)

マウスアクション、キーボードの入力などを用いて画面上にオブジェクトを描きなさい。
オブジェクトは、アニメーションさせること(色、形、動き)。特に制限は設けない。
必ずコードの中でクラスを作成する。
自分なりに面白い現象を見つけること。
3パターン以上を作成すること。
画面は400x400pix
サンプル

課題8 ビデオ入力、ネットワーク、サウンド、最終課題提示(3週間)

ビデオ入力はJMyron (http://webcamxtra.sourceforge.net/)というライブラリを使用する。
camera.zip
binarization.zip
effect_pixelate.zip
effect_rect.zip
effect_circle.zip
effect_motion.zip
multi_obj_tracking.zip

ネットワークはOpen Sound Control – oscP5 (http://www.sojamo.de/iv/index.php?n=11 )を使用する。
oscP5_send.zip
oscP5_receive.zip
oscP5_send_receive.zip

サウンドは Ess (http://www.tree-axis.com/Ess/ )を使用する。

最終課題 アイデアのプレゼンテーション

最終課題 プロトタイプ

最終課題 講評