オブジェクトにエフェクトをかける(Render in Image)

次に、今まで作ったパッチにエフェクトをかけてみましょう。
QCは強力なグラフィック機能を持っていますので、このようなキャプチャ映像が貼られた立方体にエフェクトをかけるという、処理に時間がかかるようなエフェクトも非常に高速に実行することができます。

ここでは、「Render in Image」というパッチを使います。
このパッチは、作成したグラフィックスを一旦別の画面に画像として出力するパッチです。これを使うことによって、エフェクトをかけることが可能になります。

「Render in Image」パッチを出して、「Clear」パッチと「Lighting」パッチを中に入れてください。

render1

「Render in Image」パッチ内に上記の二つのパッチが入っていることになります。

さらに、この「Render in Image」パッチと、いくつかのフィルターのパッチ(Exposure Adjust, Gaussian Blur, Edges, Bloom)と、「Billboard」パッチを繋いでみましょう。
ここで、Billboardパッチの幅(Width)を2にしてください。

render2

それぞれのパッチの機能は、説明しなくても実際に繋いで結果を見てみると良くわかると思います。
filterのパッチはかなりの種類がある(僕も全部は把握していません)ので、色々試してみて好きなものを選んでみましょう。