計算(Math, Mathematical Expression)

このままだと、正方形が全体的に右に寄っているので、中央に持ってきましょう。
Iterator Variableから送られる数値がSpriteに行く途中で数値を変える(四則演算)には、「Math」パッチを使います。
下図のようにパッチを組んでみてください。

math

このMathパッチのInput Parameterは以下のようになっています。

Initial Value(初期値) → 1
Operation#1(演算) → Subtract(引く)
Operand#1(計算される値) → 0.5

もともと正方形群はXの値が0.0~1.0の間にあるので、0.5引くことによって中央に来ます。さらに、

Operation#2(演算) → Multiply(掛ける)
Operand#2(計算される値) → 2

2を掛けることによって、幅を2倍にしています。

このようにして、Mathパッチを通すことによって、自由に計算することが来ます。
ちなみに、add(足す)、subtract(引く)、multiply(掛ける)、devide(割る)になります。

しかしこのパッチの場合、計算が複雑になればなるほどかなり煩雑になります。
よって、計算が複雑な場合には、「Mathematical Expression」パッチの方がスマートに書くことができます。

以下のようにパッチを組んでみましょう。

math_expression

結局、この計算は式で書くと、
X = (a-0.5)*2
なので、上記のようにMathパッチの代わりにMathematical Expressionパッチを使っても全く一緒の結果になります。
慣れてきたらこちらのパッチの方が便利でしょう。