コメントアウト

コメントを書くということは、自身の書いたプログラムを整理するためにも、複数の人でプログラム共有するためにも、デバッグのためにも大変重要です。
しかし、プログラミング上級者でもコメントを書かない人は結構います。が、皆さんは絶対に書く癖をつけましょう。その方が、結局効率がいいのです。

Processingのコメントアウトは他の言語と同じです。
例えば、以下のコードは点のパターンを表示します。

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int ellipseSize = 1;  //円のサイズを指定
int winSize = 400;    //ウィンドウのサイズを指定  
size(400, 400);       //画面サイズの決定
background(255);      //背景色の決定
smooth();             //図形の輪郭をきれいに描画
 
fill(0);    //黒で描画
 
/*
for(int i = 0; i < = winSize; i +=7){
  for(int j = 0; j <= winSize; j += 7){
  ellipse(i, j, ellipseSize, ellipseSize);
  }
}
*/
 
 
for(int i = 0; i <= winSize; i +=7){
  for(int j = 0; j <= winSize; j += 7){
    if(i%2 == 0 || j%2 == 0 ) ellipse(i, j, ellipseSize, ellipseSize);
  }
}

//(スラッシュを2回)
ここで、// のあとに書かれた文章はプログラムとして見なされません。コードを部分的に実行させたくない場合に使います。
また、変数や機能がどういう種類のものなのかを忘れないように書いておくと、次にコードを読んだときに思い出しやすくなります。
また、コードを一行実行させない場合にも使います。

/* 文 */(スラッシュとアスタリスクで閉じる)
これもよく使われます。機能は上記の//と一緒ですが、この場合は囲まれた部分は全てコメントアウトされます。
長い部分のコードをコメントアウトしたい場合に使われます。