プログラミングの場合、「同じ実行結果であれば短く書く」ことがいいとされています。プログラマのある種の美学とも言えるかもしれませんが、長々と書くよりは簡潔に書いた方が結果としてコードの可読性も高まるので、なるべく短く書く癖をつけましょう。
この時点まで勉強した内容の中で、すでに短く書くことができる箇所があります。
●for文の繰り返し処理が1行の時
for文の中で、繰り返し処理が1行の時がよくあります。
1 2 3 | for (int i = 0; i <= 200; i = i + 10) { ellipse(i, 100, eSize, eSize); //円を描く } |
この場合は、以下のようにブレース{}を省略して書くことができます。
1 2 3 4 5 | for (int i = 0; i <= 200; i = i + 10) ellipse(i, 100, eSize, eSize); //もしくは for (int i = 0; i <= 200; i = i + 10) ellipse(i, 100, eSize, eSize); |
後から繰り返し処理が複数行になる可能性もあるのでブレースはつけておくべきという意見もあります。ですので、推奨はしませんが他のプログラムを見るとこのように書かれていることもあるので、覚えておいて損はないでしょう。