TouchDesignerの基礎

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新規ファイルおよびプロジェクトを作成する

TouchDesignerを起動すると、テンプレートが表示されます。

ファイルだけでも保存できますが、ここではプロジェクトフォルダを作ってから保存してみます。Fileメニュー>Create Project Folderを選択します。

ダイアログが表示されるので、以下のように記入して、任意のディレクトリに保存します。ファイル名は、ここではfirstProjectにしておきます。

フォルダが作成されました。firsProject.toeはオリジナルのファイル(エイリアス)で、保存するたびにfirstProject.1.toe、firstProject.2.toeというように、自動で番号が増えていきます。

試してみる – 画像を入れ替える

パレットのimageFiltersを使ってみる。フィルターは何でもいいが、ここではhsvBlurを使ってみる。

操作画面

操作画面は以下です。

このほか、オペレータを作成するためのOp Create Dialogがあります(非常によく使う)。何もないところでダブルクリックするか、タブキーを押すと表示されます。

オペレータ

オペレータは、一定の処理を行うプログラムのブロック(かたまり)です。このオペレータ同士をワイヤー(線)で繋いでプログラムを作っていきます。オペレータは以下の5種類があります。なお、種類が違うオペレータ同士は直接ワイヤーで繋ぐことができません。繋ぐ方法は後述します。

  • COMP(Component):3DオブジェクトやUIなどを扱う。
  • TOP(Texture Operator):2次元画像を扱う。
  • CHOP(Channel Operator):数値を扱う。
  • SOP(Surface Operator):3Dオブジェクトの形状などを扱う。
  • MAT(Material Operator):3Dオブジェクトのテクスチャなどを扱う。
  • DAT(Data Operator):スクリプト、データベース、タイポグラフィなどを扱う。

基本的な操作方法

  • ドラッグで上下左右移動
  • ホイールマウス(もしくはスクロール)でズーム
  • 左から右に指令が流れる
  • ネットワークエディタ上のオペレータはノードと呼ばれる
  • 緑の枠で囲まれているのが選択されたオペレータ
  • shiftを押しながら選択で一括選択(マウスの右クリックも同じ)
  • ワイヤーで繋ぐ、外す違う種類のオペレータはつなげないオペレータの右端をクリックしてリストを出すこともできる

ショートカット

  • p → パラメータ
  • タブ(もしくは画面をダブルクリック) → Op Create Dialog
  • h → 全てのopが画面にフィット
  • shift + h → 選択したオペレータが拡大