7-3. TCP/IP-EthernetでProcessingを使用

まずボードの設定は買った時のままでいいです。各部の機能などを説明していると非常に長くなるので、ここでは省きます。気になる人はApplication Board Overviewを読んで下さい。

1. ネットワーク設定の変更

まずは、ネットワーク設定を変更しましょう。まずは1番簡単な方法です。以下のようにネットワーク設定を変更して下さい。

screen1.png

これだけでOKです。

2. Open Sound Controlライブラリのインストール

Processingがインストールされていない人は、公式サイトから最新版をダウンロード及びインストールして下さい。2007年3月現在でver.0124 BETAです。
Processing.orgダウンロードページ

ここでは、Max/MSP等と同じようにOpen Sound Control (OSC)ライブラリを使用します。ダウンロードし解凍しProcessingフォルダに移動して下さい。

Open Sound Control for Processing (oscP5)公式サイト
oscP5ダウンロード

libraryフォルダ —> フォルダ名を「oscP5」に変更してProcessing 0124/librariesフォルダへ
examplesフォルダ —> フォルダ名を「oscP5」に変更してProcessing 0124/examplesフォルダへ

3. Processingでのテスト(LEDのコントロール)

led_control.txtファイルをコピペして、processingの新しいファイルにコピーして下さい。
led_control.txt
14行目の、
makeControllerAddress = new NetAddress(“192.168.0.200”, 10000);
ですが、”192.168.0.200″はボードのIPアドレスを指し、”10000″はポート番号を指します。
Processingのプログラムを起動させて下さい。画面をクリックする度にボードのLEDが点滅します。

green.png

4. Processingでのテスト(アナログ入力)

analog_in1.txtファイルをコピペして、processingの新しいファイルにコピーして下さい。
analog_in1.txt

このファイルは、基本的にled_control.txtと同じIPアドレス、ポートの設定になっています。備え付けのTrimpotをぐりぐり動かすと、円の大きさが変化します。

tripod.png

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